『笑日記』
一気に秋感
昨日は久々にエアコンなしで寝ました。
何日ぶりだったでしょうか。暑さ寒さもお彼岸まで。と言いますが、
そもそもお彼岸っていつ??
→お彼岸は春秋の年2回あり、「春分の日・秋分の日を中日とした7日間」がお彼岸の期間。そして、毎年決まっていない。
決まっていない?なぜ?
→春分の日と秋分の日の具体的な日にちは、天文学的に割り出されているため毎年変わる。
調べてみましたが、私がここに簡単に書けるような内容ではありませんでした(笑)
気になる方はこちらをお読みください。
https://www.nao.ac.jp/faq/a0302.html
色々と言葉の裏側には理由や根拠があるんですね。
自転車が気持ちいい季節です!
秋を楽しみましょう!!!
Pashley完成まで 3
お客様は、イギリスの紳士を思わせる方。
いつもハットをお持ちになり、パリッとしたスーツに雨の日はロングブーツ。
カッコいい雰囲気はお人柄にも表れていていつもニコニコ。
そんなお客様にはこだわりもあり、『この自転車は男性用なので普通はバスケットをつけないんだけど、便利だからつけてくれる?』
とのこと。早速、自転車の卸先に連絡し、この自転車に合うキャリアを探してもらう。
しかし、レディースタイプの自転車には合ったキャリアはあるものの、このタイプに合うキャリアはない。
タイヤは28インチ。前にはライトもあり、既存のキャリアはどれも合うものがない。
となれば自分で考えてバスケットをつけるしかない。
いつも、前かごをつけるときは苦労をする。昔のファイバーボックスをつける時も、最終的にはDIY作業になる。
父が、『できひんものはない、できひんなら自分で作るんや!!』そんな考えで今までやってきた人なので、
それをいつも思い出す。そう、できないことはない。できるはず!!
ということで、スタート。お客様が今付けておられる方法を参考に今あるパーツでやってみる。
頭の中でパズルが完成し、正解が見つかったときは最高に楽しい。
そうなると、ボルトの長さ、ボルトの場所までこだわりが出てくる。
今回つけたバスケットは30年ほど前にPashleyから直接仕入れをしたもの。
一つ一つ、手作りで作られているため、個体差がある。
今回のバスケットには取り付け用の穴が背面にあった。
なんと、その穴が真ん中ではなく、右にズレている。それも結構なズレ方。
これは私が気になる。。。ということで、バスケットの補修。籐を編み込んで、わからないように細工。
そして、籐のバスケットを付けるときに一番大切なこと、それは籐を傷つけないようにすること。
乾燥していることが多く、ボルトなどを入れようとするとすぐに藤が折れてしまうのだ。
なので、ここは焦らず1日等を水に浸けておく。そうすると柔らかくなり作業しやすくなる。
そんなこんなで時間はかなりかかったが、いい出来に仕上がった!!
お客様にも褒めていただき、私も大満足!またまた、楽しみができました。とおっしゃって頂けた!
ありがとうございました。
Pashley完成まで 2
箱はスタッフの腰まである大きな箱。
大きな自転車の車輪は28インチ。この自転車はPashleyの中でも大きなサイズです。
箱から出すのも大変。二人でよっこらしょ。
まず、見てみる(笑)。さて、どこからどうしようか。スタンドは?
おっとこれか!!このスタンドの形は初めて見る!ビンテージのpashleyもあるのですが、このタイプのスタンドはなく、
かっこいいスタンドです。
さてさて、組み立てです。タイヤをつけ、フェンダーも取り付け、ハンドル、ブレーキもOK!!
それぞれにグリスアップもして再度全てのパーツの組み付けもチェック!!
次は変速機の調整。あれ、ダボにワイヤーを通すと変速のワイヤーが届かん!そして、逆側のブレーキのワイヤーも届かない!
ん〜〜〜〜〜〜。訊こう!!隣、卸先に連絡。このタイプはダボを通さずに直接ギアに繋げても良いということ、
スターメーアーチャーのブレーキワイヤーはかなり引っ張らないと後ろに掛からないことを教えてもらい、
それを聞くと、引っ張ってもいいんや!という安心感から、スッとはまる。
よし完成!!!いい自転車!かっこいい自転車!!
後日早速見ていただき、微調整をしてOK!!となったのですが、次なる課題が!
つづく・・・
Pashley完成まで 1
インスタを見ていただいている方はご存知かと思いますが、今日は、PASHLEYの納車でした。
お客様は、VESPASHOP(旧店舗名)の時からのお客様です。今乗っていただいている自転車も、イギリスから直接輸入したもので25年も乗っていただいているのです。
今回、3年ぶりにイギリスから輸入をするということで、お声がけをし、ご購入いただきました。
3月に発注して、予定では6月到着のはずだったのですが、何度も延期があり店到着は9月初旬でした。
とても楽しみにされていたので、私もヤキモキしながら問屋さんに連絡をしておりました。
さあ、やっと到着です!!箱を開けてイギリスの空気を感じながら取り出し(ほんまか?)組み立ての始まりです。
一人では絶対できない組み立て。助っ人を呼んでスタートしました。
つづく・・・
最近のメンテナンスで気になったこと
最近多くなったメンテナンス。
ちょっと気になったので、一部ですが、まとめてみました。
[1枚目]
ブルックスのサドルを購入してくださる方が多いのですが、ちゃんと革のお手入れはされていますか?
専用クリームで定期的にお手入れを!お手入れについてはこちらに詳しく載っておりますので、ご参照ください。
https://www.cog.inc/archives/28963
そして、乗っていると変わらずがいい感じに伸びてお尻にフィットしてくるのですが、あまりにも伸びすぎでいたら、専用の工具でテンションをかけ直してください。
サドルの変形を防ぐために重要になってきます。
[2枚目]
お子様が成長段階で自転車を購入してくださるのですが、身長が伸びるとともにシートポストを上げなければ、とても乗りにくいです。
また、適正なポジションでないと、腰や膝に負担がかかりますので、身長に応じてシートの調整をお願いいたします。
よくサドルが抜けません!!っていうお客様がいらっしゃいます。それは組み立ての段階でグリスが入っていないことが多いです。
2〜3年でも抜けないことがあります。サドルの調整をご自身でされる際もグリスはお忘れなく!!
[3枚目]
いつも駐輪するところが雨の当たるところのため仕方なく駐輪している自転車。
タイヤ交換のため、作業台において自転車を逆さまにしたらサドルが入っているところから大量の錆水が出てきました。
フレームは鉄なので、この水がずっと入っていルとどんどん鉄が朽ちていきます。
自転車は雨に当たることは禁物です。雨に濡れてもしっかり拭く、オイルをさすなど少しのことで自転車が長持ちします。
[4枚目]
錆び取り。雨は禁物です。といっても雨でも乗ることも雨にかかることもありますよね!
ほっておくと錆が出てきます。最近、入手した錆び取り。これがきれいに錆をとってくれます。
PGでは、メンテナンスで持ってきて頂いた自転車はできるだけきれいに拭き、汚れをとってお客様の元へお渡ししています。
自転車のメンテナンスや拭き上げる時間がない方もこれから自転車が気持ちいい時期になる前に是非お持ちください。