majikao工場見学
岡重さんは160年以上も前から京都で和装の染加工を主とし、
中でも京友禅で染められた羽裏の文様を多く所蔵し製造・販売しておられる会社です。
着物の上から着るものを羽織と言い、その裏生地のことを羽裏と言うそうです。
その当時の旦那衆は、無地の地味な羽織を、羽織の裏地で個性を出し、
隠れたところでお洒落自慢をしていたそうですよ!
お二人にお話を伺うと、
「岡重の企画部門を独立させ、新たにMAJIKAOとして会社を立ち上げた。
500種以上に及ぶ、羽裏柄の伝統を絶やさないよう、和装以外でも様々なモノへ再構築させようとしている。
第一弾としてバーテープやサイクリングキャップを作ろうと考えている」
と、志高く持たれていました。
made in JAPAN のストーリー、伝統を受け継ぎ、絶やすことのない話に私も共感され、
商品をお店に置かせて頂く事になりました。
置かせて頂くからには、もっと商品のことを知りたい!
商品を好きになってお客様にご案内したい!
と思い、会社訪問と工房見学に行かせて頂きました。
会社は鴨川沿いにある絶好のロケーション。素敵なところでした。
その後、工房へ。
今回、見学させて頂いたのは摺友禅でした。
コマーシャルにも出演されたことのある職人さんの工房を見せて頂きました。
友禅染めにはいくつかの種類の染め方があります。
摺友禅(すりゆうぜん)
手描き友禅(てがきゆうぜん)
型友禅(かたゆうぜん)
今回のバーテープとサイクリングキャップの一部は型友禅という手法で染められています。型友禅の模様は、写真を頂きました。
25メートルの生地が並ぶ型染めは迫力があるそうですよ!
友禅染めで染められた生地が加工され、バーテープやキャップとなって店に並びます。
素晴らしいですよね!
是非ご覧になってください^_^